開始 | 2012年 |
作成者 | Ripple Labs Inc. |
主な使い方 | 国際送金 |
発行量 | 約999億XRP |
発行の上限 | 1,000億 XRP |
通貨単位 | XRP |
時価総額 | 2.9 兆円(2018年5月) |
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リップルの3つの主な特徴
① リップルは通貨間の送金の際にブリッジ(橋渡し)役として利用
リップルのシステム内で使用できる「XRP」というコインは、リップル内で、
ドル、ユーロ、円などの法定通貨はもちろん、
ビットコインやイーサリアムといった他の仮想通貨と交換することができます。
◆ Ripple のここは抑えるところ
例えば、
ドル→XRP→円、BTC→XRP→ドルのように、
リップルは、通貨間のやり取りをする時に、
銀行を通さずに、中継の役割を果たすことができます。
② 決済がビットコインより早く数秒で完結
リップルは、ビットコインの2つの欠点を補うべく開発されている。
それは、決済スピードを早めるということと、マイニングにかかる
エネルギーを節減するということです。
リップルは独自に開発されたコンセンサスシステムによって承認作
業を行っています。
コンセンサスシステムとは、難解な数学的計算はせず、ある特定の
承認者たちによって取引記録の合意が得られた時に新規の取引を
データに追加するという仕組みです。
コンセンサス
(合意形成)のプロセスは、5~10 秒に 1 回行われ、ビットコインで
は 10 分もかかっていたものが、リップルではたったの数秒で行うこ
とができます。
またビットコインのように電気消費の大きいマイニングをしないために、
地球にやさしく、エネルギー節減にも貢献しています。
③ XRP は中央主権型のコイン
全体の 1000 億 XRP のうち、リップル社(リップルを開発した会社)
が所有する XRP は約 600億 XRP と大部分を占めています。
また、リップルは銀行間の送金間に
使われる用途がありますが、これは言い換えると、
一部の組織が価格を操作したり、ルールをつくることができる
ということになります。