ベンチャーキャピタルの好機
米国ベンチャーキャピタル(VC)のAndreessen Horowitzは、シリコンバレーで投資を成功させたことで知られている。
同社は月曜日のブログ記事で3億ドルの仮想通貨基金を発表した。
「a16zcrypto」という名前のファンドは、ゼネラルパートナーズのクリス・ディクソンとケイティ・ホーンが共同指揮する。
Andreessen Horowitzは、仮想通貨を長期保有投資することに興味を持っているとディクソンは言う。
同社は、これまで購入した仮想通貨のいずれも売却しておらず、近い将来に売却する計画もない。
VC企業は、仮想通貨の価値は、「基礎的で実用的な使用事例」によってもたらされ、
非投機的なユースケースへの投資に焦点を当てると考えている。
長期的に見ても市場への投資は抑えられない。
市場の状況にかかわらず、一貫して投資を計画している。
仮想通貨の冬の時期がある場合、彼らは積極的に投資を続けるだろう。
Andreessen Horowitzは、Facebook、Twitter、Groupon、Udacity、Zynga、Stack Exchange、Airbnb
などのシリコンバレーの新興企業への初期投資で有名である。
また、同社は少なくとも5年前から仮想通貨ビジネスに投資しており、
2013年に米国大手の仮想通貨取引所Coinbaseに最初に投資した。
VC企業は仮想通貨のスタートアップ当初、ICO投資のチャンスを逃した。
VC企業 は、当初は規制の不確実性のために仮想通貨ビジネスへの投資を避けていた。
しかし、米国などで規制が解消されるにつれて、
VC企業の多くは積極的な関心を持っている。
仮想通貨ビジネスの多くが発展していくにつれ、今後のベンチャーへの資金提供の役割も増えている。
Andreessen Horowitzの初期投資の1つであるコインベースは、4月に自社のベンチャーファンドを発表した。
世界最大の仮想通貨取引所Binanceも今月初めに10億ドルのベンチャーファンドを発表した。
[引用 6月26日 TNW]