機関投資家に暗号資産サービスを提供 スイスの大手銀行
スイスで最も古く最大の銀行の1つであるJulius Baer Group は、暗号資産のスタートアップ企業Seba Crypto AGとの提携を発表した。
このコラボレーションは、大手金融機関による一連の暗号資産関連の最新の開発である。
金融システムの接続
設立から125年以上であるJulius Baerとは反対に、SEBA Crypto AGは2018年4月に設立された新しい会社である。
にもかかわらず、伝統的なデジタル資産とデジタル資産の世界を結び付けることに関しては、パイオニアであると考えられている。
この新興企業は、スイスのツークに本拠を置き、暗号資産と伝統的資産の間の
橋渡しを可能にする技術的および規制的なツールの開発を目指している。
将来を見据えたコラボレーション
Julius Baerは、SEBAとのパートナーシップはいくつかの点で銀行にとって有益であるとしている。
まず第一にスイスの大手銀行は、SEBAが開発したプラットフォームとソフトウェアソリューションにアクセスできるようになる。
さらにこの動きにより、銀行は近い将来にストレージ、トランザクション、および投資ソリューションを導入する予定で、
デジタル資産の分野におけるソリューションに対する需要の高まりを満たすことができる。
結局のところ、この提携によりJulius Baerはサービスの範囲を拡大することができるということだ。
SEBAの 最高経営責任者(CEO)Guido Buehlerは、同社は厳しい規制のある環境で暗号資産の世界への簡単で安全なアクセスを可能にすると述べている。
「SEBAとJulius Baerの協力は、相互利益をもたらしクライアントにとって間違いなく価値を創造するでしょう。」
とBuehler氏は述べている。
今後の展開
Julius Baer銀行は暗号資産は将来的に投資家のポートフォリオへの道を拓くだろうと考えている。
「SEBAへの投資と私たちの強力なパートナーシップは、デジタル資産の分野におけるJulius Baerの関与と先駆的な革新をお客様の利益のために利用できるようにするという私たちの証です。」
と彼はコメントしている。
最近の広範囲に及ぶ暗号資産の動きにより、徐々に着実に注目を集めている。
Julius BaerとSEBA Crypto AGのパートナーシップは確かにその方向への大きな飛躍であることは間違いない。
[引用 blockchainreporter]