NaspersがFacebookのLibraプロジェクトを支援している理由
NaspersのCEOである Bob van Dijk氏は、人々の間で摩擦のない、費用のかからない価値の移転を可能にする暗号通貨が社会に大きなプラスの影響を与える可能性があると考えています。
21日の金曜日にNaspersの年次決算が発表された後、Van Dijk氏はグループがその子会社PayUを通して、暗号通貨Libraの開発においてFacebookとパートナーとして働くことに
「興奮している」と言いました。
PayUは、Libra協会に加盟している約30社のうちの1社であり、暗号通貨の管理方法について同等の意見を持つ企業のグループです。
グループには世界最大の決済ネットワークであるVisaとMastercard、そしてPayPalが参加しています。
Facebookは、将来さらに70社以上が加盟し、合計で100になることを願っています。
PayUと他の企業は、それぞれLibra Associationの創設メンバーであり、最初に使用される暗号通貨になる可能性がある暗号通貨の開発を支援するために、それぞれ1000万米ドル(約10億7000万円)を出資したと伝えられています。
「FacebookがLibraに持っている野心は刺激的です。」
とVan Dijk氏はPayUのプロジェクトへの投資について語っています。
「それが私たちがしていることです」
クレジットカードを持っていれば、誰もが経済的にオンラインの世界に接続できますが、持っていなければ、インターネットで様々な決済手段でも接続できる優れた決済サービスプロバイダが必要です。
これが私たちがPayUですることです。
そのため、Facebookを決済手段においてインドやラテンアメリカ、そして南アフリカのような成長市場と結びつけるのを手伝うことができる事が、Facebookが私たちとパートナーを組むことになった理由です。
「フィアット通貨システムには、膨大な量の無駄と摩擦があります。多くの場合、国境を越えて送金する人は多額の手数料を支払うため、摩擦や費用をかけずにその価値の移転を実行できるようにする暗号通貨のアイデアが好きです。」
とVan Dijk氏は述べています。
[参考 TECH CENTRAL]