風力発電でマイニング
今月エストニアの電力会社は、風力発電を利用した仮想通貨の「マイニング(採掘)」を開始した。
バルト海に位置する吹きさらしの島(サーレマー島)で、自然エネルギーから利益を得ることが期待されている。
ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨のマイニングには高性能なコンピューターが必要とされるが、
高性能コンピューターは大量の電力を消費するために、風力のような安価なエネルギー源がなければ、非経済的だ。
エストニア電力は同国西岸沖のサーレマー島にあるサルメ風力発電所で風力タービン7基を稼働させている。
発電能力6メガワットの24時間体制で仮想通貨のマイニングが行えるよう、
コンピューター群を設置した。
エストニア電力のオレグ・ソナジェルク取締役は
「次世代技術間の相乗効果をより多く見いだせれば、将来におけるわれわれの競争力は高まる」
と述べた。
【引用 6月14日 AFP】