米国大手銀行JPモルガンのJPMコイン

2017年にJPモルガン・チェースの最高経営

責任者ジェイミー・ディモンは、ビット

コインを「詐欺」と宣言し、取引をした

従業員は解雇すると発言した。

14日木曜日にJPモルガンは、実用的に

使用するための自社のデジタルトークン、

ビットコインやイーサリアムのような暗号

通貨を支えるブロックチェーン技術への

最新のステップを導入したと発表した。

米国の主要銀行の中で初めてのことである。

ビットコインの正当性に疑問を呈しているにも

かかわらず、ディモン氏は、グローバル金融

システムの将来におけるブロックチェーンの

可能性を認識していると述べた。そして

JPモルガンはすでに、いくつかの機関が

財務データを追跡するために使用している

ブロックチェーンプラットフォームの

クォーラムをリリースした。

JPモルガンのブロックチェーンの取り組みを

率いているUmar Farooq氏は、電話インタ

ビューで次のように述べている。

「銀行のトークンが近い将来金融システムを揺るがす可能性は低い。なぜならばPモルガンによって運営されるので、暗号通貨を過激なものにしてきた基本的な資質を欠いている。」

JPモルガンはJPMコイン元帳を管理し、

各コインはJPモルガンアカウントの1ドルで

支えられ、コインに安定した価値を与える。

つまり、JPMコインは他の暗号通貨に投機家を

引きつけているような激しい価格変動の

影響を受けない。

銀行はドルに結び付けられた同様のデジタル

コインを導入したいくつかのプレーヤーの足跡を

たどっている。

ヨーロッパの銀行のコンソーシアムが同様の商品、

Utility Settlement Coinを完成させている。

いくつかの暗号通貨取引所は、すでに自身の

いわゆるステーブルコインを持っている。

JPモルガンのバージョンは、少なくとも当初は

自社のシステムの外に移動することはできないため、

他の同様の製品よりも有用性が低くなる。

さらに、それはまだテスト中で、

まだクライアントには利用できない。

しかし、ウォールストリートの大手銀行が市場に

参入したことは、暗号通貨技術が伝統的な金融

システムで勢いを増し始めたことを示している。

同社は昨年、大手企業や他の銀行を含む

大手顧客が迅速かつ安全に資金を移動できる

ようにするためにJPMコインに取り組み始めた

と述べた。(JPモルガンは、

Fortune 500企業の約80%に銀行サービスを

提供している。)

基本的に、顧客が銀行のブロックチェーン

システムを使用してドルを移動する場合、

JPモルガンアカウントのお金はJPMコインに

変換される。各お金はJPモルガンの

アカウントの1ドルで支えられる。

トークンは、コインの元帳上をほぼ瞬時に移動

することができる。元はJPモルガンの

クォーラムブロックチェーンに基づいている。

送金が完了すると、コインをドルに

戻すことができる。

Farooq氏は、

「このようなトークンの利点はスピードです。巨額の資金を移動したいと考える顧客は、伝統的に電信送金を介して移動する必要があり、そのプロセスには数時間から数日かかることさえありました。国際送金では、送金手続き中に為替レートが変化すると、顧客のコストが増加する可能性があります。」

と述べた。

JPモルガンのオファリングは大手顧客には役立つ

だろうが、暗号通貨に興味を持っていた小規模な

投機家には役に立たない。

「これは、特にブロックチェーンに関する制度的な使用例のために設計されています。」

とさらに彼は述べた。

懐疑論者は、なぜJPモルガンの銀行口座間で資金を

移動させるためにブロックチェーン元帳が必要で

あるのか疑問を投げかけた。

ブロックチェーンのプロジェクトに投資する

ファンドであるRelay Zeroの創設者である

Lawson Bakerは、次のように述べている。

「これは、1990年代にオープンインターネットシステムとの競争として、イントラネットを発表したいという企業の要望と非常によく似ています。」

一般に、ブロックチェーンは、他の方法では

アカウントの調整に問題がある可能性がある機関

間でデータまたはお金を移動したい場合に使用

される。ブロックチェーンテクノロジーを

使用すると、複数のコンピュータで共有

レコードセットを保持できる。

バークレイズ、クレディ・スイスおよび他のいくつか

の銀行は、金融機関間での送金をより簡単にするため

に、ブロックチェーン技術を使用するユーティリティ

決済コインを開発している。

JPモルガンは、コインの汎用性を高めることを望んで

いる。しかし、まず最初に、テスト段階に入る必要が

ある。その後、JPモルガンは規制当局と協力して、

JPMコインのより広範な使用に対する許可を得るこ

とを計画している。このプロセスには少なくとも

数ヶ月かかる可能性がある、とFarooq氏は述べた。

【引用 THE NEW YORK TIMES