ジャガーが有用な運転者に暗号通貨で報酬
タタ・モーターズ(Tata Motors)の子会社である英国最大の自動車メーカーのジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は、29日の月曜日に自動車の運転手がデータ共有の報酬としてIOTAコインを獲得できるようにするソフトウェアをテストしていると発表しました。
同社は自社の自動車に搭載する「スマートウォレット」と呼ばれる技術を開発しています。
これにより、ジャガーの車の運転手にIOTAコインを渡して、交通渋滞やくぼみなどの有用なデータをナビゲーションプロバイダや地方自治体に自動的に報告できるようになります。
車が乗り心地共有プログラムに参加すれば、運転手も報酬を得ることができ、獲得したIOTAコインは、通行料、駐車場、電気自動車の充電に使用できると説明しています。
全体的な目標は「ゼロエミッション、事故ゼロ、混雑ゼロの達成」でした。
世界の自動車会社は、ブロックチェーンアプリケーションを模索していて、それぞれのニーズに合わせてテクノロジを活用できるさまざまな方法を考え出しています。
現在アイルランドのシャノンにある新しいジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)のソフトウェアエンジニアリング基地で、Jaguar F-PACEやRange Rover Velarなどの車両に「スマートウォレット」機能を搭載した技術をテストしています。
「スマートウォレット」はまだ発売される予定はありません。
IOTAコインは、取引手数料なしで人と機械がお金とデータを転送することを可能にするブロックチェーン技術に基づいています。
26日の金曜日にIOTAの共同創設者のDominik Schienerは、
「スマートウォレット技術はすべての新車に簡単に適用できる」
と語っています。
「IOTAは、すべての異なるプレーヤーとの相互運用性を可能にしたいと考えています。そのため、ジャガーコインもBMWコインもありませんが、このマシンエコノミーには普遍的なトークンが1つあります。」
とDominik Schienerはさらに付け加えました。
[参考 THE Star]