FXcoin 着々と準備
FXcoinは、日本で仮想通貨交換業務への参入を計画している。
同社はドイツ銀行で6月末まで外国為替のカスタマーディーラーを務めていた
松田康生氏(49)をシニアストラテジストとして起用し、
今月から仮想通貨市場の分析情報を個人投資家向けに無料提供する。
FXcoinは昨年12月までドイツ銀で外国為替営業部長を務めた大西氏が設立し、
現在は仮想通貨交換業の開始に向け当局の登録審査待ちをしている。
大西氏は「機関投資家がマーケットに参入するのは時間の問題」とみており、
今後は、プロにも役立つ情報として自身のチャート、テクニカル分析を月1回発行するほか、
ドイツ証のチーフ為替ストラテジストだった田中泰輔氏が月に2度、
契約ベースで仮想通貨に関連したコラムを執筆するという。
日本はこれまで2度にわたり仮想通貨の大規模不正流出を経験しているが、、
依然として大きな仮想通貨市場の一つであり、投機対象として、また決済手段として個人投資家の関心が高い。