開始 |
2017年6月26日 |
作成者 |
block.one |
主な使い方 |
商業(大企業) |
発行量 |
9億EOS |
発行の上限 |
10億EOS+年5%追加 |
通貨単位 |
EOS |
時価総額 |
1.1兆円(2018年5月時点) |
EOS(イオス)とは
EOSは分散型のアプリケーションを構築するための仮想通貨であり、
将来的にはイーサリアムを凌ぐ可能性があると言われています。
EOSプロジェクトとは?
EOSプロジェクトは、EOSソフトウェアを利用したEOSプラットフォームの総称です。
EOSソフトウェア(ブロックチェーン)がEOSの核となってきます。
ビットコインのブロックチェーンを利用して、様々な仮想通貨が出来てきたように、
EOSソフトウェア(ブロックチェーン)を使って、いくつものEOSプラットフォームが出来てくることを想定しています。
このEOSソフトウェアはスマートコントラクトを利用して分散型アプリケーションを実行できるブロックチェーンです。
その為、これを利用したEOSプラットフォームは分散型アプリケーションプラットフォームとなります。
分散型アプリケーションプラットフォームと聞いて、ピンとくる人もいるかと思いますが、
代表的な仮想通貨として Ethereum(イーサリアム) があります。
開発者のDan Larimer(ダン ラリマー) が言うには、パソコンでいうOS(Operating System)のようなものだと言います。
現在流通している仮想通貨EOSは実はプロジェクトには関係ない。
EOSの特殊なところは「現在のトークン自体に価値がないこと」を公式に表明しているところにあります。
ICOする際に提示されたホワイトペーパー
「このトークンが将来的に価値が出ることは証明できない」
とはっきりと記されてます。
現在開発中の仮想通貨EOSとICOで発行され現在市場で流通しているトークンとは関連性がありません。
現在流通しているEOSはイーサリアムブロックチェーンベースのトークン(ERC-20)です。
これは純粋な資金調達のために発行されたトークンです。
EOSが独自メインネットへ移行
2018年7月2日に、今までイーサリアムのブロックチェーンを利用していた
EOS(イオス)が独自のメインネットに切り替えることを予定しています。
その以降に現在のイーサリアムチェーンのEOSは無効になってしまうのです。
なにもせずにウォレットに入れたままにして7月2日を迎えてしまうと
所有していたEOSトークンが無価値になってしまうのです。
先日エアドロップの行われたので、
マイイーサウォレットなどにEOSトークンを入れている方は
多いと思います。EOSを所有している方が
7月1日までにするべきことをご紹介します。
EOSメインネット移行のメリット
メリット1 送金手数料が無料になる
現在イーサリムのブロックチェーンなので少なからずEOS送金の際は、
手数料を支払う必要がありました。
しかし、独自のメインネットに移行することにより送金手数料が
完全無料になるのです。これは他の通貨に比べてもかなりの優位です。
メリット2 処理速度向上
今はイーサリアムのブロックチェーンを使用していることから
1秒あたり15件の処理速度です。
独自のメインネットに移行すれば
1秒あたり100万件のトランザクション処理が可能になります。
この処理速度なら、送金遅延問題などはまず起きないと思います。
他
マイニングの方式が変更など様々な機能向上
EOSのメインネット移行・登録方法
無価値にしないためには、EOSをどのようにメインネットに登録、移行する
一番簡単な方法ですが、
取引所のBinance(バイナンス)にEOSを入れておくことをおすすめします。
Binanceは以前からEOSのメインネットへの移行をサポートすると明言しています。
7月1日までEOSのトークンをBinanceに入れておくだけで
自動的に移行が完了します。
まだBinance(バイナンス)のアカウントを持っていない方は
早めにつくって準備しておきましょう。