米ドル連動仮想通貨

仮想通貨というとボラティリティが高いが、法定通貨に連動した仮想通貨があれば、

価格は非常に安定する。

アメリカでは、米ドルと連動する新たな仮想通貨を開発する動きが出てきている。

 

仮想通貨はその値動きの激しさゆえに、一攫千金の可能性もあると見て、世界中から多くの資金が仮想通貨に流れ込んだ。

本来仮想通貨は現金などに代わる決済の手段として生まれたはずだが、決済ではなく投機の対象になってしまったていた。

仮想通貨全体としてそのような傾向にある昨今だが、米ドルと連動させて価格を安定させた仮想通貨を生みだそうという

動きがアメリカで起こっている。連動とはペッグと言い、一定のレートで交換できるという意味。

いわばこのような仮想通貨のレートは固定相場制ということになる。

米ドルと連動させた仮想通貨を開発しているのはネバダ州のPrime Trustという会社で、

新たな仮想通貨は「Stronghold」と呼ばれる。そしてStrongholdの開発は、

コンピュータ会社大手のIBMが支援する。

Strongholdと米ドルの一定レートでの交換が保証される具体的な仕組みは、

Strongholdを一定額の米ドルを支払って購入する。

ここでStrongholdの運営側は米ドルを入手するわけだが、その米ドルはそのまま保管され、

別の目的には使われない。こうして発行したStrongholdと同価値の米ドルが保存され、

一定レートでの交換が保証されることになる。

2014年頃このような仕組みをテザー(Tether)が作ったのに、きちんと運営してこなかった。

テザー社は同名の仮想通貨「テザー」を発行、米ドルと1:1で等価交換ができることを売りにしていた。

しかしその後、テザー社が顧客から預託された米ドルを契約通りに保管せず、

ビットコインなど他の仮想通貨の購入に使用していた疑惑が浮上。

この件はアメリカで仮想通貨自体の信用を揺るがす大問題になった。

ただこのような問題が起こらなければ、米ドルとの一定レートでの交換を保証した仮想通貨は悪くない。

他の仮想通貨のように価格変動が激しくならず、投機の対象ではなく純粋に決済目的などに使うことができる。

今回のStrongholdの計画は、IBMが支援していることからかなり期待されているのだろう。

[引用 iFOREX]

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