ビットメイン、次世代チップを発表
マイニング大手のビットメインは、同社のASIC「アントマイナー(Antminer)」に
次世代チップ「BM1391」を搭載することを発表した。
次世代チップ「BM1391」は7nmプロセスで製造されており、効率を最適化した回路設計と
低消費電力技術により、電力消費効率が42J/THにまで抑えられている。
ジハン・ウーCEOによれば、ビットメインは現在、チップの量産を始めており、
新しいアントマイナーに搭載する予定だ。
新しいASICチップは、SHA256のアルゴリズムを使い、最先端の半導体製造技術である
7nmのFinfetをベースにしている。最新のチップでは効率を最適化するための
特別な回路構造と低消費電力の技術を用いているという。
「最新チップはマイニングによるエネルギー消費比率42J/THを達成できる」
とウーCEOは発言している。
ブロックチェーンのユーザートラフィックが指数関数的に成長しており、
今後ますます処理能力を増やすことが必要になる。
ウー氏は、急成長する業界の中で、直面する課題へ対処するために、
最先端のコンピューティング技術とブロックチェーンとを統合する必要があると語った。
[引用 コインテレグラフ ロイター]