バイナンス(BINANCE)が独自のブロックチェーンと暗号通貨を発表
世界最大の暗号通貨取引量を誇るバイナンス(Binance)は、独自のブロックチェーン「Binance Chain mainnet」とBinance Coin(BNB)をバイナンスチェーン(Binance Chain)の主な暗号通貨として発表した。
さらに、バイナンス(Binance)は来週中に分散型の取引所を開設する予定である。
低レイテンシーと高スループットで分散型交換(DEX)をサポートすることを目的としたBinance Chainは、より高いトランザクション容量を必要とする分散型アプリケーション(Dapp)により効率的なプロトコルを提供する。
これによりBinanceは、より経済的な自由とピアツーピア暗号通貨取引の長期的ビジョンを推進するのに役立つBinance DEXに参加するプロジェクトがさらに増えることを期待している。
どんなプロジェクトでもBinance Chainに新しいトークンを発行できる。
これにより経済的自由度が高まり、Binance DEXに参加するプロジェクトが増えれば、ピアツーピア暗号通貨取引の長期的なビジョンがさらに広がる。
Binance Chain上のBNBの総量は2億で、ERC20上と同じようにするために11,654,398 BNBをBinance ChainからBURNする。
昨年から、Binanceは取引量と1000万人以上のユーザーを持ち100以上の暗号通貨の取引ができるという点で世界最大の暗号通貨取引所と見なされている。
Changpeng Zhaoによって中国で設立されたBinanceは、2017年9月に中国政府が暗号通貨取引の禁止を課したため、サーバーと本社を中国から日本に移転した。
マルタにオフィスを構え、台湾にもオフィスを開設した。
インドの中央銀行が暗号通貨を禁止したために、昨年9月に閉鎖しなければならなかったインドの暗号通貨取引所Zebpayも、昨年シンガポールとマルタに2社設立した。
ヨーロッパの小さな島国マルタは、暗号通貨が法定通貨ではないが暗号通貨に寛容なエコシステムで知られている。
[参考 CCN]